千恵子ブライダルビューロー 渕田千恵子さんインタビュー

今回は京都で活躍されていらっしゃる千恵子ブライダルビューローの渕田千恵子さんにお話をお伺い致しました。

長年、京都の地で仲人としてたくさんのご縁を繋いできた渕田さんだからこそ聞けるお話やご成婚についての思いなどを語っていただきました。
関西の方だけではなく、全国の結婚を考えていらっしゃる男女やその親御さんにも聞いていただきたい内容ばかりです。

では、どうぞご覧ください。

なぜ、結婚相談所を始めることになったのですか?そのきっかけについて教えてください。

まずひとつは、私の実家の両親が呉服商をしておりましたので、父がお客様のご縁談をお世話する機会がありました。
父は62歳で他界してしまったのですが、その後、私が出来るようであればお世話してあげて欲しいということで、父から釣書を預かったのがきっかけです。

私自身は商売を継いだわけではなく、ちょうど子育ての最中でしたので、出来る範囲でということでお知り合い同士の縁談をおまとめすることから始めました。
ボランティアでお世話していましたが、やはりひと様の人生に対して責任有ることですから、きちんとした形でしたほうが良いと思い相談所を始めました。

 

IBJ以外に加盟されていらっしゃる連盟はどちらでしょうか?その違いはなんでしょうか?

まず、関西が主体の仲人ネットコム(日本仲人ネットワーク推進協議会)からスタートさせて頂いています。その後、IBJに加盟いたしました。
IBJには東京の会員様が多いので、私は東京の会員様もお預かりしていますのでIBJにも加盟しました。

それぞれの違いですが、仲人ネットコムは仲人さんの繋がりが持ちやすい連盟で、関東へ進出してからもこれを機に東京にもつながりが持てました。
“仲人”という部分が残っている連盟だと感じますし、その部分を大切に残している連盟だと思います。

IBJについては個人の仲人さんでも使いやすく素晴らしい会員システムがあり、初めてIBJのシステムに触れた時は、数万人の会員様のデータベースに驚きました。
その一方で、全てがシステム上で完結出来、機械化されていますので、少し寂しい気持ちもありましたね。

 

関西と他の地域における婚活で、違いなどは感じられていらっしゃいますか?

関西では、会員様から身上書をお預かりしている事も多いです。

初期のやり取りでは、会員システムでプロフィールのやり取りをしますが、最終的には、身上書の提出を求めるご家庭やご本人が多くあります。その辺りが、関西や関東の違いではないでしょうか。

そのため、会員システムだけに頼らず、プロフィール交換会(身上書交換会)へ出向くようにしています。仲人さんと直接やりとりをし、お互いの会員様をPRし、写真だけではわからないご本人のお人柄やご希望などを伝え合うことで、組める縁談も多いです。

関東でも、プロフィール交換会が多数開催されています。その中には、連盟に加入されていない個人仲人さんもいるので、より選択肢が広がりますよね。

やはり、顔が見えないと不安なところがあるものです。私も始めてから4、5年はあちこちの相談所に電話をして会員様をご紹介し、たくさん縁組をしていただきました。そうやって、自分の名前を売っていくことで幅も広がりますし、どこかの身上書交換会などで、頑張っているよという話をしてくれることもあります。

 

結婚相談所を始められて、どのようなことに苦労されましたか?

父から預かっていたお客様に加え、私の方でも何人かお預かりしたので、始めた当初は10人くらい会員様がいらっしゃいました。そのため、イチから取り組まれた方とは事情が違うかもしれませんね。
連盟に加入してからは仲人さんのつながりも増え、すぐに縁談がまとまり会員様がいなくなってしまいました。

そのため、今度は集客するために営業を開始しました。パンフレットを作り、四条まで歩いて美容室や女性が来るような場所に置かせていただきました。恥ずかしいということよりも、まず自分の預かった人を何とかしないといけないという気持ちが強かったですね。

実は、仲人業を始めた時はカフェを運営していたのですが、連盟に入った途端、カフェどころではなくなり真剣に取り掛からないといけないということで人に譲ることにしました。一つの事業を辞めるということはすごく大変でしたね。

また、チラシをたくさん作り、新聞広告も載せるなどあらゆることをしましたね。でも、そこからの集客というのはすごく難しく、やはり口コミが大事です。会員様のご成婚を出して信用度をつけ、そこから紹介をいただくということが持続していく秘訣ではないでしょうか。

結婚相談所をされていて、どのようなことにやりがいを感じますか?

若い方と接触する機会が多いので、その方の人生を私が携わるという事に対して責任感を持っています。

やりがいについては、パートナーを見つけ、お二人での新しい人生を歩んでくださるカップルがいる事です。お二人のご家族にも喜んで頂き、さらにお子様が生まれたという報告があれば、それで仲人の本来の役割が終えることができたと感じます。
結婚するだけではなく、子孫を残すということも私にとっては大切です。

本来、京都の平安時代からの公家同士の縁組や江戸に変わっていった武家の縁組があって今に至っています。今では、結納式や結婚の伝統は薄れてきていますが、私は京都の伝統産業の街にいますから、伝統を守り続けていきながら仲人をしていきたいと思っています。

関東は元々結納が簡素化していたり、関西と違いますが、最近は関西もだんだん薄れてきています。

ただやはり、これから家同士や親戚との付き合いもありますし、結納にこだわる御両親もいらっしゃいますので、そのあたりのサポートやフォローもしています。

せっかく二人で頑張って交際しご縁を進めてもお顔合わせで、親御様の意向でうまくいかなくなることもあります。
そのため、仲人がお顔合わせ、結納に関わることで上手く納める事が出来ます。

そのため、会員様や親御様と仲人の絆が出来て、その後、新しい入会者のご紹介に繋がっています。

 

千恵子ブライダルビューローのポリシーや得意分野について教えてください。

私のポリシーとしては、年齢の若い結婚の良さを伝えていきたいと思っています。
お子様をご希望の方は、「出来るだけ早く子供を産んでください」ということは伝えています。

最近では、女優さんやタレントさんが40歳を超えて出産するケースが多いですが、そこにはお金も精神的なご負担もかかってきます。そういった背景を理解せずに「あと、1、2年仕事してから・・・」という方も多いので、後悔しないようにと、お伝えしております。

こうしたポリシーを持って、20代~40代半ばまでの方を得意分野としお世話をしております。

 

親の婚活相談会「親活」を開催されていらっしゃいますが、どのような思いがあって始められたのでしょうか?

きっかけは、IBJの男婚活ですね。私が所属している会の先生たちと婚活ファクトリーというグループを作りました。そこで何が私たちにできるのかと考えたときに、お子さんの晩婚で悩んでいらっしゃる親御さんに対して、無料相談をお受けしようということになりました。

そのようなボランティア的な行動もしています。まずは、親御様のお気持ちを聞いて、話すことだけでも気持ちがスッキリされる事方も多く、そこから新しい入会にも繋がり、有難いお話だと思っています。

 

スタンダードコースとエグゼクティブコース、それぞれの特徴について教えてください。

スタンダードコースは、2つの連盟に加盟している多くの会員様の中からお見合いを組んでいくという形で、そこに私のアドバイスをいれていきます。

エグゼクティブコースについては、必ず身上書紹介がついてきます。
逆にいうと、男性は学歴や年収、職業などを勘案した上でご入会していただくことになります。

女性については、そういった男性を目指している方向けになり、私が頻繁に釣書交換に大阪へ頻繁に出向くなど、手間がかかりますので、両コースに差をつけています。
女性はエグゼクティブコースのご希望が多く、成婚率も高いです。

お見合い時のお立ち会いについては、基本的にどちらのコースであってもできる限り伺うことにしています。

イベントやパーティーを多数開催されていますが、会員さまでなくても参加できますか?

はい、男女共に、ホームページや口コミで会員様以外の方が参加される場合もあります。その場合は、免許証などの身分証明書や収入証明書などを事前にご提出いただき、確認できた上でご参加頂いています。

 

様々な勉強会に参加されていらっしゃいますが、今一番力を入れていることがあればお聞かせいただけますか?

今は、「婚学」創始者であり九州大学大学院農学研究員助教である佐藤剛史(さとう ごうし)先生の勉強会に出させていただいて2日間、講義受けましたので、カウンセリングに必要な資格の勉強を始めました。

また、不妊治療についての勉強もしているところです。その辺の勉強もしっかりしていなければアドバイスできませんので、数字など納得性の高いものを見せながら伝えられるようにしているところです。

 

会員様に対して、気をつけていらっしゃることがあれば教えてください。

個性も大切ですが、異性から好まれる見た目や所作を意識していく事も必要です。そのためのアドバイスをしています。
個人情報をお守りしながら、身上書などにも気を使っています。

 

女性としての魅力を上げるために、どのようなアドバイスをされていますか?

初回の面談に来られた時のご様子からのアドバイスで、お見合い写真の撮影までお付き合いします。お見合い写真というのは洋服や雰囲気で決まってしまうこともあるので、エグゼクティブコースには、お洋服選びも行っています。

ご希望があればスタンダードコースも洋服選びやヘアメイクにもアドバイスをしています。私が店頭でメーカーやデザインを確認して写メを撮らせていただき、アドバイスをさせて頂く事もあります。

男性の場合は、最近ではアドバイザーをつけ、講習会などに行っていただくこともあります。

 

なかなか、成果が上がらない会員様には、どのような対策をされていますか?

女性であれば気遣いや優しさ、男性であればリード出来ているのかどうかということが大事です。
出来るだけコミュニケーションを取り、アドバイスをしていますが、なかなか成果が上がらない会員様は、強いこだわりや、思い込みがある場合が多いですね。

例えば、お相手の学歴、容姿、占い、家柄、職業など色々な要因があると思います。

特に、年齢が高くなれば、頭を柔らかくすることは難しい傾向にあり、親御さんからもアドバイスしてもらう、連盟の講習会などへの参加を促すなどもしています。

ズバリ、ご成婚まで結びつける秘訣は何でしょうか?

柔軟で素直な方で、こちらのアドバイスを聞いてくれる方は、早く結婚していきますね。
また、わがままではなく、相手を思いやる気持ちがある人も早く成果が出ます。

いくら学歴が高くて美人であっても、御両親や御親戚次第で縁談が進まないというケースもたくさんあり、時には、腹をくくって会員様や親御様の懐に入っていくのも仲人だと思っています。

 

最後に、何か伝えたいことがあればお聞かせください。

是非、結婚というのは素晴らしいものだということ、また、ご自分の家族を作っていくということも素敵なことです。

結婚する相手は世界中に一人いればいいわけですが、そこにたどり着くまでには努力が必要です。一回のお見合いで決まったという人は万に一つの話です。
理想だけでは結婚できませんので、現実的に考えていただく必要もありますよね。いかに自分の脳を柔らかくし、お相手に何をしてあげられるか?の思いやりに気付ける事が一番大切です。

また、女性は子供が欲しければできるだけ早く結婚して欲しいですね。
男性も50歳、60歳になってから子供が欲しいと若い女性にアプローチしてもなかなか難しいです。
不妊についても、女性だけが悪いということではないので、男性も自分の体をよく知って欲しいです。
女性の体には出産適齢期があるということ、男女ともに自身の体のことも含めてもっと結婚を真剣に考えて頂きたいです。

そういった事を、これから結婚相談所をしたいという若い仲人さんにもお伝えしています。これからは、縁談をまとめることの他に、次の世代の仲人さんに本来の仲人の仕事を伝えていくことも自分のライフワークの一つとして考えています。


<まとめ>
今回は、千恵子ブライダルビューローの渕田さんにお話をお伺いしました。

これまでのご経験もさることながら、結婚や不妊など様々な事柄を勉強されていて本当に頭が下がります。
また、若い仲人を育てることにも尽力されていらっしゃいますので、ご自身でも勉強会を積極的に開催されていらっしゃいます。仲人の方も、機会があれば是非、参加されてみてはいかがでしょうか。

<参考サイト>
千恵子ブライダルビューロー
http://chieko-b.jp

 

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